私-後編-
「断られて当たり前やと思い!今まで断られたところはもし受かってもきっとうまくいかんかってんって!」
            
貴方はいつも私に元気をくれたね。



夜だって眠いのを我慢して私の話に付き合ってくれたね。



ありがとう。



頑張ろうって気持ちになるよ。




だけど…


                        
この時私は自分の事でいっぱいいっぱいで、貴方の気持ちなんて考えてなかったね。




何で言ってくれなかったの?って聞いた時だって、貴方はただ謝るだけだったよね…



私が貴方の話を聞こうとしなかっただけなのに…


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