闇の中に咲くランの花 Ⅲ
愁「どうもなってねぇし…


で、わかんねぇところってのが


蘭が消えた理由なんだが……」




綾斗「はぁ?


それがわかんないから困ってんだろ?」



愁「乱条の仕業であって乱条の仕業じゃない…


普通にこれ聞いてわかんねぇのか?」



綾斗「??」



愁「やっぱり綾斗だな……バカだ…」



綾斗「ふざけんな!


愁の頭がどうかしてるだけで、俺は正常だ!」



話がそれる前に



綾斗は置いといて……



愁「まぁ普通に考えると


蘭が消えたのは乱条が何かしたからだろうな



でも乱条の仕業じゃないって愛さんは言った



まとめると蘭が自分の意思で消えたことになる…


わかってくれたか?」



綾斗「ちょっと待てよ……整理するからな…」
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