闇の中に咲くランの花 Ⅲ

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愁「やっぱりいつ食べても美味しいよな

綾斗のお母さんのご飯って」



綾斗「それ、母さんに言ってやって?」



さてと……帰らないとダメな時間だな



綾斗「あっ、愁

もちろん泊まってくよな?」



愁「はっ?何勝手に決めてんの?」



綾斗「だってもうお前の父さんに連絡したし」



愁「はぁ!?で、いいって言ったのか?」



綾斗「あぁ!頼んだぞだってよ!」



愁「はぁ〜…………まぁいっか…

じゃあしっかり蘭が消えた理由を考えろよ?」



綾斗「今だって考えてるよ!」



ホントかよ……


愁side end
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