闇の中に咲くランの花 Ⅲ
そこが分かんねぇんだよな……


まぁご飯食べに行くか



ガチャ


蘭「あっ、亜美さん

どうしたんですか?」



亜美「また道に迷ってしまわれると

おもいまして………



あっ!

失礼なこと言って申し訳ございません!」



蘭「いいんですよ!

どうせまた迷ってどこかの部屋に

入ってしまいますし


ありがとうございます!」



亜美「では、行きましょうか」



そして私たちはリビングに向かった



ガチャ



疾風「ねぇ蘭ちゃん……

部屋で何やってたの?」



蘭「だからから

コナン・ドイル読んでたんだよ」




疾風「それ、ホント?」




ギクッ
蘭「なに?疾風は私の言うことが

信じられないって言うのか?」




疾風「ううん!そんな訳ないよ!」




蘭「だったら信じてよ」




カタッ




蘭「じゃあいただきます。」



疾風「………………。」




そのあとの疾風は静かだった




蘭「ごちそうさまでした。」




疾風「ホントに胃が小さいんだね」


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