闇の中に咲くランの花 Ⅲ
健「お人よしなところは
昔と変わってねぇんだな」
蘭「健ちゃんこそ!
私を絶対に見つけてくれるところとか
変わらないよな!」
陸兄と春兎と健ちゃんと私で遊園地に行った時
お化け屋敷に入って……
お化け屋敷が初めてだったから
はしゃいじゃってみんなとはぐれたんだよな
正気に戻った時には誰も周りにいないし
真っ暗だし
お化けがいきなり脅かしてくるしで
怖くて泣いたんだよな
そんな時に
健『麻琴!!麻琴!!!』
私の名前何度も呼びながら探してくれてさ
その後は落ち着くまで
ずっと抱きしめてくれてて
手繋いで出口まで連れてってくれたっけ…
懐かしいな
綾斗「イライライライラ……」
ん?
蘭「綾斗?何イライラしてんだ?」
綾斗「別にイライラなんてしてねぇし!」
これイライラしてるよな!?
蘭「なぁ健ちゃん
なんで綾斗イライラしてんだ?」
綾斗「だからイライラなんてしてねぇって!」
健「う〜ん……コレは重症な病だね〜」
や、病!?
蘭「綾斗 病気なのか!?
気づかなくて悪かった!
今だって辛いんだろ?
ベッドあるし寝たらどうだ?」
綾斗「えっ?」
効果音つけるなら【ポカンッ】って感じだな
健「ブフッ
アッハハハハ!!マジか蘭!
ほんとに面白い!天然すぎだろ!」
蘭「何笑ってんだよ!
綾斗が病気って言ったの健ちゃんだろ!」
健「いやいや違くてさ ブッ」
蘭「笑うなバカ!で!?なんなの?」
健「コレは一般の薬では治せない病なんだよ」
蘭「えぇ!?じゃあ不治の病!?
綾斗!!死ぬなよ〜(涙目」
綾斗「しっ死ぬかバカ/////」
健「落ち着けって!
別に死ぬような病じゃねぇって!」
蘭「じゃあなんだってんだよ!」
さっさと言えよ!!
健「それはね……?」
綾斗「健さん!言わなくていいです!」
蘭「言え!!」
なんで綾斗がかくそうとするのか分からんが!
健「それは……
恋の病だよっ!」
恋の……病…………?
ズキッ
綾斗「っ//////」
ズキズキッ
なんでこんなに胸が痛いんだ?
健「蘭?どうしたんだ?」
綾斗「蘭?大丈夫か?」
知ってる……この胸の痛み……
前にも感じた……
みんなで潤の別荘に行った時…
綾斗の好きな子の話を聞いた時と……
全く同じ気持ち
蘭「店、早く戻らないとヤバイよな
じゃあ私!先に戻ってるから!」
ガラガラ!
バタンッ
私は教室に向かって走った
なんでこんなに痛いんだ?
そんなモヤモヤした感情を抱いたまま
文化祭の1日目が終了した
昔と変わってねぇんだな」
蘭「健ちゃんこそ!
私を絶対に見つけてくれるところとか
変わらないよな!」
陸兄と春兎と健ちゃんと私で遊園地に行った時
お化け屋敷に入って……
お化け屋敷が初めてだったから
はしゃいじゃってみんなとはぐれたんだよな
正気に戻った時には誰も周りにいないし
真っ暗だし
お化けがいきなり脅かしてくるしで
怖くて泣いたんだよな
そんな時に
健『麻琴!!麻琴!!!』
私の名前何度も呼びながら探してくれてさ
その後は落ち着くまで
ずっと抱きしめてくれてて
手繋いで出口まで連れてってくれたっけ…
懐かしいな
綾斗「イライライライラ……」
ん?
蘭「綾斗?何イライラしてんだ?」
綾斗「別にイライラなんてしてねぇし!」
これイライラしてるよな!?
蘭「なぁ健ちゃん
なんで綾斗イライラしてんだ?」
綾斗「だからイライラなんてしてねぇって!」
健「う〜ん……コレは重症な病だね〜」
や、病!?
蘭「綾斗 病気なのか!?
気づかなくて悪かった!
今だって辛いんだろ?
ベッドあるし寝たらどうだ?」
綾斗「えっ?」
効果音つけるなら【ポカンッ】って感じだな
健「ブフッ
アッハハハハ!!マジか蘭!
ほんとに面白い!天然すぎだろ!」
蘭「何笑ってんだよ!
綾斗が病気って言ったの健ちゃんだろ!」
健「いやいや違くてさ ブッ」
蘭「笑うなバカ!で!?なんなの?」
健「コレは一般の薬では治せない病なんだよ」
蘭「えぇ!?じゃあ不治の病!?
綾斗!!死ぬなよ〜(涙目」
綾斗「しっ死ぬかバカ/////」
健「落ち着けって!
別に死ぬような病じゃねぇって!」
蘭「じゃあなんだってんだよ!」
さっさと言えよ!!
健「それはね……?」
綾斗「健さん!言わなくていいです!」
蘭「言え!!」
なんで綾斗がかくそうとするのか分からんが!
健「それは……
恋の病だよっ!」
恋の……病…………?
ズキッ
綾斗「っ//////」
ズキズキッ
なんでこんなに胸が痛いんだ?
健「蘭?どうしたんだ?」
綾斗「蘭?大丈夫か?」
知ってる……この胸の痛み……
前にも感じた……
みんなで潤の別荘に行った時…
綾斗の好きな子の話を聞いた時と……
全く同じ気持ち
蘭「店、早く戻らないとヤバイよな
じゃあ私!先に戻ってるから!」
ガラガラ!
バタンッ
私は教室に向かって走った
なんでこんなに痛いんだ?
そんなモヤモヤした感情を抱いたまま
文化祭の1日目が終了した