闇の中に咲くランの花 Ⅲ
ジリリリリリリリリリリリリリリバリンッ
蘭「……………はぁ…」
目覚まし投げちゃった
また新しいの買わないと……
今日はホストだ!!
やったな!
ってテンションでもないけどな…
あの後教室に戻ってから
すぐに綾斗も戻ってきたんだけど
話しかけられても無視しちゃったし……
避けちゃったし……
それにしても……分かっちゃったし…
わたしは綾斗が好きなんだって…
綾斗には好きな人がいるって言うのに……
貴史の言う通りだったな…
もっと早く気づくべきだった……
まぁいつ気づいたとして叶わないんだよな…
ここは……
好きな人の幸せを願うのがいいんだよな
ドンドンドンッ!
誰だ?こんなに朝早くから!
ドンドンドンッ!
あぁー!!うっさい!
ガチャ
蘭「五月蝿い!1回で分かるよ!」
奏「蘭〜!!」
ガバッ
蘭「うわぁ!っとと…
どうしたんだ?いきなり抱きついて…」
奏「……………」
蘭「か、奏?
おい!大丈夫かよ!」
もしかして風邪でもひいたのか!?
ぐぅ〜
蘭「えっ?」
奏「お腹空いた〜」
なんだと!?
蘭「なんでそんなに腹減ってんだ?」
奏「昨日疲れすぎて何も食べずに寝たの〜」
そりゃあ腹も減るわけだ
蘭「すぐに作るから座っとけ!」
奏「うぃ〜」
ご飯炊いてないからな…
よしっ!パンケーキにしよう!
数分後…
蘭「はい!まずは奏の分な!」
奏「ありあと〜」
じゃああとのみんなも呼んでくるか
そういえば流星たちは部屋どこなんだろ?
ご飯ちゃんと食べてるのかな?
まずは楓のとこかな!
コンコンッ
バタンッ
蘭「うおっ!」
楓「奏!
……蘭?どうしたんだ?」
蘭「奏なら私の部屋で朝ごはん食べてるよ
楓もおいでよ」
楓「うん
はぁ……マジであせった…
奏がまた夜中に
歩いていったんじゃなかったのか」
夜中に?
楓「奏ってたまに寝ぼけながら歩いて
どっかで倒れて寝てることがあるんだよな
だから心配してたんだ」
奏って面白い事すんだな
蘭「奏思いだな楓は」
楓「そりゃあ大切な家族だからな!」
蘭「そっか
じゃあ部屋に来てくれよな!」
楓「分かった」
さぁーて
つぎは潤と翔希の部屋かな
楓「ねぇ蘭」
蘭「なに?」
楓「これからみんなの部屋回るの?」
蘭「うん
ご飯だよ〜って言わないと分からないだろ?」
楓「俺か言ってこようか?」
蘭「えっ?別にいいよ!
楓だってお腹すいてるだろ?」
楓「なんて言うんだろ……
なんかあんまり……
みんなに会わせたくないっていうか……
なんて言ったらいいんだろ……」
コレは私が困らせてるのか?
ココは楓に頼んだ方が良さそうだな
蘭「じゃあ楓、頼んでもいいか?」
楓「うん!
すぐ部屋にいくからな!」
蘭「あぁ!待ってるからな!」
じゃあ私は部屋に戻って準備と行きますか!
ガチャ
蘭「奏ただいま〜」
奏「ら〜ん〜」
蘭「ん?今度はどうしたんだ?」
奏「まだ食べたい〜」
ギュッ
そう言って正面から抱きついてきた
蘭「分かった分かった
作ってやるからまってろ」
意外と胃がでかいんだよな〜奏って
それに甘党だし
あれ?
蘭「奏?」
奏「なぁに〜?」
蘭「離してくれねぇと動けねぇんだけど」
奏「いまエネルギー補充中〜」
エネルギーって……
奏のエネルギーはお菓子だと思ってた
奏「ねぇ蘭〜」
蘭「なんだ?」
奏「僕ら今ふたりきりなんだよ?」
蘭「そうだな」
奏「僕が言ってる意味わかる?」
奏とふたりきり……
蘭「お菓子食べまくりたい!とか?」
奏「はぁ……僕前から言ってるよね?
僕だって “男” なんだよって」
そう言って首筋に顔をうずめてきた
蘭「ちょっ////かっ奏////
どうしたんだよっ///」
奏「蘭を独り占め中」
チュッ
蘭「奏っ/////」
何してんだ/////!!
蘭「ちょっと///奏っ///
マジでダメだよ////」
奏「僕……蘭が好きだよ……」
えっ?
奏「だから誰にも渡したくないの…
僕のこと男としてみてほしいの…
俺だけを見て欲しいの!」
そう言って
チュッ
唇にキスをした
蘭「っ///////!?」
奏!?
チュッ
奏「僕は男なの…
油断してたらもっとキスするよ?」
蘭「あっあぁ////
悪魔!!!!!!!!」
奏「えぇー?なんで!
僕って天使みたいでしょ?」
蘭「見た目はね!」
奏「見た目はって何!?
可愛いって言いたいの!?」
蘭「だって奏は可愛いっ
あっ…」
奏「はい!お仕置き〜」
蘭「ちょっ!タンマ!いまのなし〜!!」
バタンッ
楓「ご飯食べに来たよ!」
奏「チッ楓
邪魔しないでよ!」
楓「邪魔なんてしてない
ご飯食べに来ただけだもん
てか奏!蘭から離れろ!」
奏「いや〜だねっ!
これから甘ぁいお仕置きするんだもん!」
蘭「かかかか奏!」
バタンッ
潤「ご飯!食べに来たで!!!!!」
翔希「奏離れて」
愁「全く……油断も好きもない…」
綾斗「奏?(殺気」
奏「僕は悪くない!
蘭!僕まだお腹すいてる!」
あっそうだった!
蘭「みんなの作ってあるから
おかわりしたかったら言ってくれ
じゃあ奏のは特大サイズにでもしてみるか」
奏「ホント?やった!!!」
私はさっきの出来事を忘れようと
鼻歌を歌いながらパンケーキ作りに専念した
誰かがジッと見てるのにも気づかずに
桃真「よーし!今日は昨日以上に大変だろうが
頑張っていこう!」
桃ちゃん何もしないじゃんか
蘭「……………はぁ…」
目覚まし投げちゃった
また新しいの買わないと……
今日はホストだ!!
やったな!
ってテンションでもないけどな…
あの後教室に戻ってから
すぐに綾斗も戻ってきたんだけど
話しかけられても無視しちゃったし……
避けちゃったし……
それにしても……分かっちゃったし…
わたしは綾斗が好きなんだって…
綾斗には好きな人がいるって言うのに……
貴史の言う通りだったな…
もっと早く気づくべきだった……
まぁいつ気づいたとして叶わないんだよな…
ここは……
好きな人の幸せを願うのがいいんだよな
ドンドンドンッ!
誰だ?こんなに朝早くから!
ドンドンドンッ!
あぁー!!うっさい!
ガチャ
蘭「五月蝿い!1回で分かるよ!」
奏「蘭〜!!」
ガバッ
蘭「うわぁ!っとと…
どうしたんだ?いきなり抱きついて…」
奏「……………」
蘭「か、奏?
おい!大丈夫かよ!」
もしかして風邪でもひいたのか!?
ぐぅ〜
蘭「えっ?」
奏「お腹空いた〜」
なんだと!?
蘭「なんでそんなに腹減ってんだ?」
奏「昨日疲れすぎて何も食べずに寝たの〜」
そりゃあ腹も減るわけだ
蘭「すぐに作るから座っとけ!」
奏「うぃ〜」
ご飯炊いてないからな…
よしっ!パンケーキにしよう!
数分後…
蘭「はい!まずは奏の分な!」
奏「ありあと〜」
じゃああとのみんなも呼んでくるか
そういえば流星たちは部屋どこなんだろ?
ご飯ちゃんと食べてるのかな?
まずは楓のとこかな!
コンコンッ
バタンッ
蘭「うおっ!」
楓「奏!
……蘭?どうしたんだ?」
蘭「奏なら私の部屋で朝ごはん食べてるよ
楓もおいでよ」
楓「うん
はぁ……マジであせった…
奏がまた夜中に
歩いていったんじゃなかったのか」
夜中に?
楓「奏ってたまに寝ぼけながら歩いて
どっかで倒れて寝てることがあるんだよな
だから心配してたんだ」
奏って面白い事すんだな
蘭「奏思いだな楓は」
楓「そりゃあ大切な家族だからな!」
蘭「そっか
じゃあ部屋に来てくれよな!」
楓「分かった」
さぁーて
つぎは潤と翔希の部屋かな
楓「ねぇ蘭」
蘭「なに?」
楓「これからみんなの部屋回るの?」
蘭「うん
ご飯だよ〜って言わないと分からないだろ?」
楓「俺か言ってこようか?」
蘭「えっ?別にいいよ!
楓だってお腹すいてるだろ?」
楓「なんて言うんだろ……
なんかあんまり……
みんなに会わせたくないっていうか……
なんて言ったらいいんだろ……」
コレは私が困らせてるのか?
ココは楓に頼んだ方が良さそうだな
蘭「じゃあ楓、頼んでもいいか?」
楓「うん!
すぐ部屋にいくからな!」
蘭「あぁ!待ってるからな!」
じゃあ私は部屋に戻って準備と行きますか!
ガチャ
蘭「奏ただいま〜」
奏「ら〜ん〜」
蘭「ん?今度はどうしたんだ?」
奏「まだ食べたい〜」
ギュッ
そう言って正面から抱きついてきた
蘭「分かった分かった
作ってやるからまってろ」
意外と胃がでかいんだよな〜奏って
それに甘党だし
あれ?
蘭「奏?」
奏「なぁに〜?」
蘭「離してくれねぇと動けねぇんだけど」
奏「いまエネルギー補充中〜」
エネルギーって……
奏のエネルギーはお菓子だと思ってた
奏「ねぇ蘭〜」
蘭「なんだ?」
奏「僕ら今ふたりきりなんだよ?」
蘭「そうだな」
奏「僕が言ってる意味わかる?」
奏とふたりきり……
蘭「お菓子食べまくりたい!とか?」
奏「はぁ……僕前から言ってるよね?
僕だって “男” なんだよって」
そう言って首筋に顔をうずめてきた
蘭「ちょっ////かっ奏////
どうしたんだよっ///」
奏「蘭を独り占め中」
チュッ
蘭「奏っ/////」
何してんだ/////!!
蘭「ちょっと///奏っ///
マジでダメだよ////」
奏「僕……蘭が好きだよ……」
えっ?
奏「だから誰にも渡したくないの…
僕のこと男としてみてほしいの…
俺だけを見て欲しいの!」
そう言って
チュッ
唇にキスをした
蘭「っ///////!?」
奏!?
チュッ
奏「僕は男なの…
油断してたらもっとキスするよ?」
蘭「あっあぁ////
悪魔!!!!!!!!」
奏「えぇー?なんで!
僕って天使みたいでしょ?」
蘭「見た目はね!」
奏「見た目はって何!?
可愛いって言いたいの!?」
蘭「だって奏は可愛いっ
あっ…」
奏「はい!お仕置き〜」
蘭「ちょっ!タンマ!いまのなし〜!!」
バタンッ
楓「ご飯食べに来たよ!」
奏「チッ楓
邪魔しないでよ!」
楓「邪魔なんてしてない
ご飯食べに来ただけだもん
てか奏!蘭から離れろ!」
奏「いや〜だねっ!
これから甘ぁいお仕置きするんだもん!」
蘭「かかかか奏!」
バタンッ
潤「ご飯!食べに来たで!!!!!」
翔希「奏離れて」
愁「全く……油断も好きもない…」
綾斗「奏?(殺気」
奏「僕は悪くない!
蘭!僕まだお腹すいてる!」
あっそうだった!
蘭「みんなの作ってあるから
おかわりしたかったら言ってくれ
じゃあ奏のは特大サイズにでもしてみるか」
奏「ホント?やった!!!」
私はさっきの出来事を忘れようと
鼻歌を歌いながらパンケーキ作りに専念した
誰かがジッと見てるのにも気づかずに
桃真「よーし!今日は昨日以上に大変だろうが
頑張っていこう!」
桃ちゃん何もしないじゃんか