闇の中に咲くランの花 Ⅲ
蘭「よしっ!

まずは風呂に入ってから遊ぶぞ!」





翠「そうだな


昨日みたいに遅くに入るのもいいけど


早いほうがいいしな」







朔夜「じゃあみんな誘っていくか!」








良いなぁ〜



みんなは一緒に入れて…






私、1人だもんな〜






まっ、それをいいことに泳ぐんだけど?

↑良い子は温泉で泳がないでね?by作者








ガラガラ





おや?今日も貸切!?






なんか悪いな〜







カラカラ







よしっ!




今日はブクブク温泉と露天風呂に行こう!

















蘭「うわぁ!ブクブクしてる!!


気持ちぃ〜〜」








あぁ寝られそう……













寝ないけど!






このブクブク浴びてたら


健康的になれるのかな?








よしっ!




ブクブク終わり!







次は露天風呂だ!









ガラガラ







蘭「あっ、そこまで寒くない!」







チャポン





はぁ〜



今日も疲れたな〜







それに早く風呂に入って正解だな!




月がよく見える時間帯だ!








露天風呂なんていつぶりだ?





てか、今まで入ったことあったかな?









ガラガラ





あれ?隣は男湯か?








?「わぁ!わぁ!


夜なのに寒くない!!」








?「ホントだ!


お月様が綺麗だ!!」








?「確かに


東京ではあまり月は見られませんからね」









?「そうだな」









?「あんまりはしゃぐとコケるぞ!」









?「大丈夫だよ〜


蘭じゃ無いんだし〜」








ピクッ







蘭「蘭じゃ無いんだしってどうゆうことだ?


海!」









海「えぇ!?蘭!?どこから!?」






蘭「隣の女湯〜!!」







朔夜「えぇ!隣女湯かよ!」






蘭「除くんじゃねぇーぞ!」







朔夜「チッ」







舌打ちすんなよ!






愁「蘭は1人ですか?」






蘭「おう!


昨日から貸切状態だぜ!!」








奏「いいなぁー!!」






蘭「ヘッヘーン!いいだろ!」






流星「意外と寂しいんじゃないか?」







蘭「なっ!そ!バカ!」







流星「ハイ図星〜」






っクソ!



腹立つなー!!





潤「なぁ蘭!知っとるか〜!」





蘭「んー?知らん!!」






潤「聞いてもないのに言うなや!」







あぁコレもデジャヴ





やったなこのやり取り〜








蘭「でぇー?なんだ?」






潤「ココー混浴があるんやて〜!」






蘭「混浴〜?」






混浴って男と女どちらも入れるところか







潤「そんでなー?

そこから見える景色が1番いいらしいんや!」







蘭「へぇ〜


まぁ混浴なんて行かねぇけどな!」







奏「えぇー僕蘭と入りたーい!」







蘭「なんでだよ!」







朔夜「蘭の裸…」








蘭「朔夜!!変な妄想してんじゃねぇぞ!」





ブフっ!!




なんの音!?てか声!?






海「あぁ!!朔夜!鼻血!」





奏「のぼせたの!?


それとも妄想で!?」








楓「最低!朔夜!!」







朔夜「お前らも想像してみ?」









ブフっ!!







その言葉の直後そんな音が一斉に聞こえた







ガラガラ!!




そして扉が空いて人が出ていったのが分かる







蘭「変な妄想しやがったな?」






翠「みんな鼻血出して出ていったー」







蘭「そこに残ってるのって


翠と流星と綾斗と愁と翔希じゃねぇ?」








流星「当たり!


よく分かったな!」








蘭「ずっと一緒に居れば分かるって!」






コレで朔夜が1番の変態って分かったな






蘭「じゃあ私は上がるからな!」






チャポン






翠「じゃあ昨日と同じところで待ってて!」







蘭「分かった!」






ガラガラ








ふっなんか楽しかったな







てか旅行も明日で終わりか…








案外短いもんだな








明日は海で遊ぶのか〜








楽しまねぇとな!







ガラガラ







蘭「あっ、変態がいる」






朔夜「変態じゃねぇよ!」








奏「でも鼻血出してたよね?」






朔夜「イヤ、お前がゆーなよ!」






なに漫才やってんだか


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