闇の中に咲くランの花 Ⅲ
奏side
今日ね!
蘭が遊園地に遊びに行こうって
誘ってくれたんだ!
楓も一緒だけど…
せっかくならふたりっきりが良かったな〜
なんて思ったりするけど
無理なのは分かってたから…
楓「蘭、まだかな?」
今、僕と楓は遊園地の前で蘭を待ってる
蘭「あっ!いたいた!
ごめんな!待たせて!」
奏「ら、蘭!」
楓「その服!」
蘭「っ////変…かな?///」
蘭が着ていた服は僕たちのお母さんが
デザインした服だった
しかもワンピースだ!
奏「似合ってる!蘭、可愛いよ!」
蘭「お世辞はいらねぇよ…////」
やっぱり可愛いな
僕だけのことを見てほしいなんて…
言えないよね
蘭「じゃあさっそく遊びまくろうぜ!」
楓「そうだな!」
奏「まずは何に乗ろうか!」
ジェットコースター全部制覇に
お化け屋敷〜
そして空中ブランコ!
遊びに遊びまくってあっという間に夕方
奏side end
楓side
遊びまくって蘭が最後に乗ろうと言ったのは
観覧車だった
奏「やっぱり観覧車って
何回乗ってもいいよね!ねっ!蘭!」
蘭「そうだよな!
夕方ぐらいに乗るのが1番綺麗に見えて
好きなんだよな」
楓「それはわかるかもな」
蘭「…あのさもらって欲しいもんがあるんだ」
奏「もらって欲しいもの?
なに!?なに!?プレゼント!?」
そして蘭は箱をくれた
楓「ん?何?これ?」
蘭「開けてみてくれ」
不思議に思いながらも俺と奏は箱を開けてみた
奏「うわぁ〜」
楓「凄く…きれい…」
蘭「気に入ってくれたか?」
箱の中には貝殻の入ったキャンドルがあった
楓「あ、花も入ってる」
蘭「気づいてくれた…(ボソッ」
奏「紫の花だ!可愛い〜なんて花?」
蘭「その花はライラック」
ライラック
蘭「花言葉は
“大切な友達”……」
なるほど………
そうゆうことか
蘭「私2人が私のことを好きって言ってくれて
すごい嬉しかった
でも…わたし……
好きなやつがいるんだ…」
知ってたよ…
俺の好きな子が誰を見てるかなんて…
蘭「だから……
ふたりの気持ちには応えられない…
ごめんなさい…」
奏「……謝らないで?」
楓「そうだよ」
蘭「でも……返事が遅れちゃったし…」
楓「気にする必要ないよ
俺ら告白した時に言ったでしょ?
“返事はまだいらない” って」
奏「それに僕らはゴメンなさいより
これからもよろしくって
言葉の方が嬉しいかな」
蘭「2人とも……グスッ」
奏「泣かなくても大丈夫だよ!!」
奏が焦り出した
楓「気持ちを伝えてくれてありがとう
これからも俺たちと仲良くしてくれるか?」
蘭「うん!こちらこそありがとう!
これからも友達として、仲間として
よろしくお願いします!」
奏「それに……」
楓「蘭に振られたからって諦めるような
俺らじゃないしね」
蘭「へっ?」
奏「蘭が誰を好きでいても
僕らのことなんとも思ってなくても
ずっと好きだから」
楓「いつか好きになってもらえるように
頑張るから
覚悟しててね?」
蘭「へ、あ、う、え?」
蘭は多分混乱したまま家に帰ったことだろう
奏「僕ら振られちゃったね」
楓「まぁ分かってたことだし」
思ったよりショックはデカかったけど
奏「あぁ!」
楓「なに!?」
奏「プレゼント貰ったのはいいけど
僕の作ったプレゼントあげてない!!」
楓「あっ!俺もあげてねぇ!!」
その後すぐにプレゼントを持って
蘭を追いかけた
楓side end
今日ね!
蘭が遊園地に遊びに行こうって
誘ってくれたんだ!
楓も一緒だけど…
せっかくならふたりっきりが良かったな〜
なんて思ったりするけど
無理なのは分かってたから…
楓「蘭、まだかな?」
今、僕と楓は遊園地の前で蘭を待ってる
蘭「あっ!いたいた!
ごめんな!待たせて!」
奏「ら、蘭!」
楓「その服!」
蘭「っ////変…かな?///」
蘭が着ていた服は僕たちのお母さんが
デザインした服だった
しかもワンピースだ!
奏「似合ってる!蘭、可愛いよ!」
蘭「お世辞はいらねぇよ…////」
やっぱり可愛いな
僕だけのことを見てほしいなんて…
言えないよね
蘭「じゃあさっそく遊びまくろうぜ!」
楓「そうだな!」
奏「まずは何に乗ろうか!」
ジェットコースター全部制覇に
お化け屋敷〜
そして空中ブランコ!
遊びに遊びまくってあっという間に夕方
奏side end
楓side
遊びまくって蘭が最後に乗ろうと言ったのは
観覧車だった
奏「やっぱり観覧車って
何回乗ってもいいよね!ねっ!蘭!」
蘭「そうだよな!
夕方ぐらいに乗るのが1番綺麗に見えて
好きなんだよな」
楓「それはわかるかもな」
蘭「…あのさもらって欲しいもんがあるんだ」
奏「もらって欲しいもの?
なに!?なに!?プレゼント!?」
そして蘭は箱をくれた
楓「ん?何?これ?」
蘭「開けてみてくれ」
不思議に思いながらも俺と奏は箱を開けてみた
奏「うわぁ〜」
楓「凄く…きれい…」
蘭「気に入ってくれたか?」
箱の中には貝殻の入ったキャンドルがあった
楓「あ、花も入ってる」
蘭「気づいてくれた…(ボソッ」
奏「紫の花だ!可愛い〜なんて花?」
蘭「その花はライラック」
ライラック
蘭「花言葉は
“大切な友達”……」
なるほど………
そうゆうことか
蘭「私2人が私のことを好きって言ってくれて
すごい嬉しかった
でも…わたし……
好きなやつがいるんだ…」
知ってたよ…
俺の好きな子が誰を見てるかなんて…
蘭「だから……
ふたりの気持ちには応えられない…
ごめんなさい…」
奏「……謝らないで?」
楓「そうだよ」
蘭「でも……返事が遅れちゃったし…」
楓「気にする必要ないよ
俺ら告白した時に言ったでしょ?
“返事はまだいらない” って」
奏「それに僕らはゴメンなさいより
これからもよろしくって
言葉の方が嬉しいかな」
蘭「2人とも……グスッ」
奏「泣かなくても大丈夫だよ!!」
奏が焦り出した
楓「気持ちを伝えてくれてありがとう
これからも俺たちと仲良くしてくれるか?」
蘭「うん!こちらこそありがとう!
これからも友達として、仲間として
よろしくお願いします!」
奏「それに……」
楓「蘭に振られたからって諦めるような
俺らじゃないしね」
蘭「へっ?」
奏「蘭が誰を好きでいても
僕らのことなんとも思ってなくても
ずっと好きだから」
楓「いつか好きになってもらえるように
頑張るから
覚悟しててね?」
蘭「へ、あ、う、え?」
蘭は多分混乱したまま家に帰ったことだろう
奏「僕ら振られちゃったね」
楓「まぁ分かってたことだし」
思ったよりショックはデカかったけど
奏「あぁ!」
楓「なに!?」
奏「プレゼント貰ったのはいいけど
僕の作ったプレゼントあげてない!!」
楓「あっ!俺もあげてねぇ!!」
その後すぐにプレゼントを持って
蘭を追いかけた
楓side end