闇の中に咲くランの花 Ⅲ
蘭「スッゲェー!!花がいっぱいだァー!」
ここに連れてきて正解だった
目キラキラさせて喜んでる
蘭「こんなにたくさんの花のお世話は
誰がやってるんだ?」
愁「まぁ大半は俺かな」
蘭「えぇ!?
この量をひとりで!?」
愁「たまに執事が手伝ってくれるけど」
蘭「マジかよ!
ホント、今日は驚いてばっかりだ」
そう言って花をじっと眺めてる
しかもひとつの花を
全く…わかりやすいな
愁「この花気に入ったんだろ?
持って帰るか?」
蘭「えぇ!?
そんな悪ぃよ!
ここまで綺麗に育てたんだろ?
だったらこのままが一番いいに決まってる!」
愁「遠慮する必要なんてないよ
それにこの花は俺か育てたんだ
俺が誰にあげようが勝手だ」
蘭「そう……なのか?」
そうゆうもんだろ?
愁「ちょっと待ってろ?
今、花束にしてやるからな」
蘭「ホントに少しでいいからな!?」
俺がそんなにケチ臭いことする訳ないだろ?
俺は蘭が見ていた
“青い薔薇” を花束にして渡した
蘭「こっ、こんなに!?
ホントにいいのか?
青い薔薇って珍しいんだろ?」
愁「遠慮する必要ないよ
また育てればいい話だ」
蘭「じゃあ部屋に飾ることにするよ
ありがとな!」
喜んでもらえてよかった…
その後はテラスに戻ってお茶したり
家の探検を再開した
そして俺の部屋に戻ってきた
蘭「やっぱり見た目がデカイから
中もスゲェー広かった」
そう言ってはしゃいでる
蘭「ってもうこんな時間かよ」
時計を見てみると4時半だった
蘭「そろそろ帰らねぇと」
愁「早いね?もっと居ればいいのに」
蘭「今日はうち、
陸兄と春兎と健ちゃんと私だけなんだ」
愁「そうなの?」
蘭「そうそう
お父さんとお母さんは旅行に行っててさ
晩御飯、私が作らなきゃいけないんだよ」
愁「大変だね」
もっと長く一緒にいられると思ったんだけどな
あ”ぁ〜
帰したくないな
愁「ホントにもう帰るのか?」
蘭「あぁ帰りにスーパー寄って
材料買わないといけないしな」
材料かよ
愁「車で送るからもうちょっといてよ」
蘭「えぇ!?
そんな悪いって!
花もらってお菓子ももらって
それなのに車を出してもらうなんて悪い!」
さっきから悪いよって言葉しか聞いてない
愁「遠慮しないで
好きな子にはなんでもしてあげたいんだ」
蘭「好きっ///////」
真っ赤だな
俺はゆっくりと蘭を抱きしめた
蘭「しゅ、愁っ/////!?」
愁「俺、自分が思ってる以上に蘭が好きだ
蘭が誰を好きなのかは知ってる
でも俺、諦める気ないから」
そう言って蘭の耳元に顔を寄せて
愁「だから覚悟しとけよ?」
そう耳元で囁いた
蘭「っ/////////」
思った通りの反応
蘭「アイツに告白するんだろ?
好きな人の幸せを願うのも潔さってもんだよな
頑張ってこいよ」
蘭「ぅん……/////
頑張ってくる…ありがとう…
で、愁?」
愁「なに?」
蘭「いつまでこの体制なのかなぁ〜って
思ってさ」
愁「このままずっと…離したくない」
蘭「えっ!?
それはちょっと困るかな…?」
愁「分かってる
でももうちょっとだけでいいから
このままがいい」
それから暫く蘭はこのままでいてくれた
蘭「今日はホントにありがとな!
それと……はいこれ」
そう言って箱を渡してきた
愁「これは?」
蘭「私からのプレゼント
ほら、沖縄行っただろ?そん時作ったんだ」
愁「マジかよ!スゲェ嬉しい!ありがとう!
あけてもいいか?」
蘭「おう!」
蘭からのプレゼントとかやばいだろ!
俺はすぐにプレゼントを開けてみた
愁「これはキャンドルか」
蘭「そう!中に貝殻が入ってるだろ?
それと別に花が入ってるはず」
ホントだ
この花はなんだっけ?
蘭「その花はマリーゴールド
花言葉は “友情”
これからも大切な仲間としてよろしくな」
愁「当たり前だろ?
これからもよろしくな」
愁side end
ここに連れてきて正解だった
目キラキラさせて喜んでる
蘭「こんなにたくさんの花のお世話は
誰がやってるんだ?」
愁「まぁ大半は俺かな」
蘭「えぇ!?
この量をひとりで!?」
愁「たまに執事が手伝ってくれるけど」
蘭「マジかよ!
ホント、今日は驚いてばっかりだ」
そう言って花をじっと眺めてる
しかもひとつの花を
全く…わかりやすいな
愁「この花気に入ったんだろ?
持って帰るか?」
蘭「えぇ!?
そんな悪ぃよ!
ここまで綺麗に育てたんだろ?
だったらこのままが一番いいに決まってる!」
愁「遠慮する必要なんてないよ
それにこの花は俺か育てたんだ
俺が誰にあげようが勝手だ」
蘭「そう……なのか?」
そうゆうもんだろ?
愁「ちょっと待ってろ?
今、花束にしてやるからな」
蘭「ホントに少しでいいからな!?」
俺がそんなにケチ臭いことする訳ないだろ?
俺は蘭が見ていた
“青い薔薇” を花束にして渡した
蘭「こっ、こんなに!?
ホントにいいのか?
青い薔薇って珍しいんだろ?」
愁「遠慮する必要ないよ
また育てればいい話だ」
蘭「じゃあ部屋に飾ることにするよ
ありがとな!」
喜んでもらえてよかった…
その後はテラスに戻ってお茶したり
家の探検を再開した
そして俺の部屋に戻ってきた
蘭「やっぱり見た目がデカイから
中もスゲェー広かった」
そう言ってはしゃいでる
蘭「ってもうこんな時間かよ」
時計を見てみると4時半だった
蘭「そろそろ帰らねぇと」
愁「早いね?もっと居ればいいのに」
蘭「今日はうち、
陸兄と春兎と健ちゃんと私だけなんだ」
愁「そうなの?」
蘭「そうそう
お父さんとお母さんは旅行に行っててさ
晩御飯、私が作らなきゃいけないんだよ」
愁「大変だね」
もっと長く一緒にいられると思ったんだけどな
あ”ぁ〜
帰したくないな
愁「ホントにもう帰るのか?」
蘭「あぁ帰りにスーパー寄って
材料買わないといけないしな」
材料かよ
愁「車で送るからもうちょっといてよ」
蘭「えぇ!?
そんな悪いって!
花もらってお菓子ももらって
それなのに車を出してもらうなんて悪い!」
さっきから悪いよって言葉しか聞いてない
愁「遠慮しないで
好きな子にはなんでもしてあげたいんだ」
蘭「好きっ///////」
真っ赤だな
俺はゆっくりと蘭を抱きしめた
蘭「しゅ、愁っ/////!?」
愁「俺、自分が思ってる以上に蘭が好きだ
蘭が誰を好きなのかは知ってる
でも俺、諦める気ないから」
そう言って蘭の耳元に顔を寄せて
愁「だから覚悟しとけよ?」
そう耳元で囁いた
蘭「っ/////////」
思った通りの反応
蘭「アイツに告白するんだろ?
好きな人の幸せを願うのも潔さってもんだよな
頑張ってこいよ」
蘭「ぅん……/////
頑張ってくる…ありがとう…
で、愁?」
愁「なに?」
蘭「いつまでこの体制なのかなぁ〜って
思ってさ」
愁「このままずっと…離したくない」
蘭「えっ!?
それはちょっと困るかな…?」
愁「分かってる
でももうちょっとだけでいいから
このままがいい」
それから暫く蘭はこのままでいてくれた
蘭「今日はホントにありがとな!
それと……はいこれ」
そう言って箱を渡してきた
愁「これは?」
蘭「私からのプレゼント
ほら、沖縄行っただろ?そん時作ったんだ」
愁「マジかよ!スゲェ嬉しい!ありがとう!
あけてもいいか?」
蘭「おう!」
蘭からのプレゼントとかやばいだろ!
俺はすぐにプレゼントを開けてみた
愁「これはキャンドルか」
蘭「そう!中に貝殻が入ってるだろ?
それと別に花が入ってるはず」
ホントだ
この花はなんだっけ?
蘭「その花はマリーゴールド
花言葉は “友情”
これからも大切な仲間としてよろしくな」
愁「当たり前だろ?
これからもよろしくな」
愁side end