闇の中に咲くランの花 Ⅲ
カランカラン


「いらっしゃいませ」



綾斗「あそこの人知り合いなんで


あそこに座ってもいいですか?」



「わかりました」



俺は愛さんの方に歩いていった



綾斗「あの……愛さん?」



愛「綾斗君

私の言ったこと理解出来たのね?」



綾斗「はい。」



愛「でもどうしてココが?」



綾斗「愛さん誰かと

話をする時よくここを使いますよね?


だからそうかなって……


まぁ大半当てずっぽうですけどね…」



愛「スゴイわね

じゃあ綾斗君たちは何がわかったの?」



俺はみんなで話し合ったことすべてを話した



愛「スゴイ……

みんなそれほど蘭ちゃんのこと思ってるのね」



綾斗「じゃあ

今言った事であってるんですね?」



愛「正解よ

でもこれからどうしたいの?」



綾斗「そりゃあ助けに行きますよ!」



愛「はぁ……

蘭ちゃんがなんでいなくなったか忘れたの?」



綾斗「あっ………」



そっか……
< 54 / 438 >

この作品をシェア

pagetop