闇の中に咲くランの花 Ⅲ
ヤベェ怒らせた?



疾風『なんで知ってんの?』



蘭『だってあの事件

私のお父さんとお母さん関わってただろ?


だから知ってて……』



疾風『その話…二度とすんじゃねぇぞ』



蘭『なんで?

気になるんだから仕方ないだろ』



疾風『黙る気ないの?

黙らないならその口、塞いであげようか?』



蘭『はぁ?意味わかんなっんん!?』



なっ!



気、気持ち悪い…



蘭『ちょっ………やめっ………

はやっ………てっ………ん…』



やっとで離れた



疾風『いい?次そんな話持ち出したら

大切な人…いなくなるよ?



今回はこれで許してあげるけど

次はないからね』



パタン



そう言って疾風は部屋を出ていった



私は唇を手でネグった



蘭『マジで………最っ低……』
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