闇の中に咲くランの花 Ⅲ
蘭「なんで作動しなかったかって?


エアバッグの作動を止めることは簡単じゃない

でも業者の人を脅しでもすれば

止めることは出来るだろう」



疾風「じゃあなに?

兄貴を殺したのは……親父?」



蘭「多分な



今じゃこの事件は


ただの交通事故ってことになってるからな……



警察に突き出しても無駄だろうな



あっ、でもあの事件ファイルと


ハッキングしたことをまとめたヤツ持ってけば


上手くいくかも……






疾風、お前はどうしたい?


このことを真実と認めるか……


認めないか……



お前の親を突き出すか……」



疾風「ちょっと考える……」
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