闇の中に咲くランの花 Ⅲ
紫葵「おぉ!

蘭さんは興味がおありで?」



蘭「うん!

だってなんか秘密の話みたいで

面白そうだし!」



それに疾風とふたりっきりは辛い……



疾風「で?何があったんだ?」



あっ真剣な顔になった



紫葵「まぁ蘭さんには悪いですけど

この話は……ちょっと…………」



へぇー?


私に言えないことってことは………



疾風「そうか、わかった…

いつもの部屋でいいよな?」



紫葵「オッス!どこでもダイジョブっス!」



疾風「蘭ちゃん、続きは後でね?」



蘭「わ、わかった………」



パタン



ふぅ〜



ゴシゴシ



やっぱり慣れねぇーこの感じだけは…



つか、慣れたくない………




されることだけ慣れるってどんなんだよ…





で?秘密の話ねぇ




聞きにいきたいけど



疾風ガチで監禁しそうだもんな




後で聞いてみるか………紫葵って人捕まえて



バレないように……




ふぁ……眠くなってきた……



寝るか……………
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