闇の中に咲くランの花 Ⅲ
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お、重い…………



なんで………?



目を開けてみると



疾風「やっとで起きたぁ〜」



蘭「は、疾風!?

なんで!?つか、何してんだよ!」




なんで抱きついてんだよ!




疾風「だって戻ってきたら寝てるんだもん


だから添い寝してあげようかなって」



添い寝って……



蘭「抱きついてても添い寝って言うのか?」



疾風「さぁ!言うんじゃない?」



適当だな……



あれ?疾風が戻ってきたって事は


話が終わったってことか




蘭「なぁ疾風、どんな話だったんだ?」



疾風「何が?」



蘭「だからさっき、紫葵って人が言ってた

大事な話って」



疾風「なんで気になるの?」



蘭「な、なんでって………


私だけ知らないのは可笑しいと思うから…」
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