無愛想男子に恋しました。
放課後。

千華はサッカー部のマネージャーだからしずくとふたりでカフェへ。

し「よかったじゃん〜! 木野さんいてくれて! あの子めっちゃいい子そうじゃん!」

結「ほんっとによかった(泣) 1組派手な子多すぎだよ…。」

し「結菜そーゆー系の子達とは関わらないもんね(笑)」

結「だって怖いし!! 私なんか絶対はぶられるしそもそも近寄れない!! あとなんか今日すんごい無愛想な男子にぶつかってめっちゃびびった。 あい…さかくんだっけ??」

し「あー、逢坂汰我。 あの人イケメンだけど女嫌いで有名だよね(笑)」

結「有名なの?? 全然知らなかった。」

し「まぁ結菜は男子無理だからねぇ〜(笑)」

結「男子の名前なんてほとんど知らない興味無い関わりたくない。 でも逢坂くんは覚えた。」

し「めずらし!! そんな怖かったの??」

結「怖かったのもあるけど麻里奈ちゃんの話聞いてたらもともとあぁらしいし、変に絡んだりしてくる人よりはじめから関わろうとしないならこっちも逆に助かるしなんかタイプが似てるなぁって。」

し「たしかに結菜も男嫌いだしね〜。 意外といい組み合わせなんじゃない?? 似た者同士!」

結「え、なんでそーなんの??」

し「結菜もそろそろ恋した方がいいよ〜! この2年間で結菜だいぶ成長したよ。 そろそろ恋してもいいんじゃない??」

結「無茶ゆーな(笑) そもそも今日はじめて会った人だからね!!」

し「てか逢坂サッカー部じゃん! 千華に逢坂のこと色々聞いてみようよ!」

しずく強行突破するなぁ…。
でも私の事考えてこんな風に言ってくれるのはありがたい。

だけど…

結「しずく〜、私は…」

し「この話は明日のお昼休み3人で♡」
< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop