すきなのに!!
あれ、おかしいな…。
颯くんがあたしの肩に手を置いた。へらへら笑って体重をかけ続ける颯くんは本当に意地悪だ。
「しおりん地雷踏んじゃったな~」
「じらい…?」
地雷って踏んだらボーン!ってなるヤツ?
いや、よく知らないけどね。知らないんだけどね。
「理陽ちゃん涼しい顔してるけど内心ショック受けてんだろうなぁ。あー面白ーい」
「性格悪…」
「あん?」
「な、んでもないですー」
理陽が何にショック受けてんのかはわかんないけど面白がってるのはいけないと思うゾ!
あたしは小さくガッツポーズを決めて笑っているとスマホがすっ飛んできた。あっぶな!!壊れるでしょうが!
慌ててキャッチすると颯くんがパチパチと拍手してくれた。てへ、どうも。
投げつけてきた張本人はクッキーを口いっぱい頬張っていた。リスみたいで可愛い…じゃなくて!
騙されるな栞!!コイツの腹の中は真っ黒なんだから!!
スマホを起動させて連絡先のところを見るとちゃんと全員分の連絡先が登録してあってびびった。
何?この甘党野郎ってツンデレなの?
衝撃的な新事実に口をポカンと開けているとツンデレ輝くんに馬鹿にしたように笑われた。
「お前機械音痴ぽかったからやってやったんだからな。感謝しろよ」
「は?機械音痴ではないけど」
「あ?」
「いえ、ありがと…です」
しかもちゃんとフルネームで漢字で登録してくれてる!びっくらこいたぜ。
ぱちぱちと瞬きを繰り返してスマホと睨めっこしてたら後ろから誰かに抱きつかれた。
「うおっ?!」
乙女らしからぬ声が出てしまった!!
急いで口を押さえたけど輝に指差されて鼻で笑われた。やっぱ可愛くない!
颯くんがあたしの肩に手を置いた。へらへら笑って体重をかけ続ける颯くんは本当に意地悪だ。
「しおりん地雷踏んじゃったな~」
「じらい…?」
地雷って踏んだらボーン!ってなるヤツ?
いや、よく知らないけどね。知らないんだけどね。
「理陽ちゃん涼しい顔してるけど内心ショック受けてんだろうなぁ。あー面白ーい」
「性格悪…」
「あん?」
「な、んでもないですー」
理陽が何にショック受けてんのかはわかんないけど面白がってるのはいけないと思うゾ!
あたしは小さくガッツポーズを決めて笑っているとスマホがすっ飛んできた。あっぶな!!壊れるでしょうが!
慌ててキャッチすると颯くんがパチパチと拍手してくれた。てへ、どうも。
投げつけてきた張本人はクッキーを口いっぱい頬張っていた。リスみたいで可愛い…じゃなくて!
騙されるな栞!!コイツの腹の中は真っ黒なんだから!!
スマホを起動させて連絡先のところを見るとちゃんと全員分の連絡先が登録してあってびびった。
何?この甘党野郎ってツンデレなの?
衝撃的な新事実に口をポカンと開けているとツンデレ輝くんに馬鹿にしたように笑われた。
「お前機械音痴ぽかったからやってやったんだからな。感謝しろよ」
「は?機械音痴ではないけど」
「あ?」
「いえ、ありがと…です」
しかもちゃんとフルネームで漢字で登録してくれてる!びっくらこいたぜ。
ぱちぱちと瞬きを繰り返してスマホと睨めっこしてたら後ろから誰かに抱きつかれた。
「うおっ?!」
乙女らしからぬ声が出てしまった!!
急いで口を押さえたけど輝に指差されて鼻で笑われた。やっぱ可愛くない!