すきなのに!!
「朋稀さーんビールもう一杯くださーい」
「あいよー。ビール一杯毎度ありー」
「ウイスキーもお願いします!」
「ほいほーい」
「弥生さん、ここにいるヤツらって高校生ですよね」
「そうだねぇ。お酒飲みまくってるけど」
いや、そこにっこり笑うところじゃないですよね。
しかもあんなに派手に登場したのにみんながうるさすぎて全く気づかれてないんだけど。
あたしにはオーラがないのかもしれない…。
「あれ、栞じゃん」
誰?!気づいてくれたのは!!
あたしはくるりと振り返ってその人物を見て目を見開く。
「て、哲ちゃん」
「しーおりー」
「亜弓もいる!なんで?!」
あたしはぴょんぴょん飛び跳ねて(決してとち狂ったわけではない。泥酔して床に倒れた不良を避けているだけだぞ)優雅にふかふかソファーに座る哲ちゃんと亜弓のところに行った。
やっぱり哲ちゃんのオレンジ頭と亜弓の清楚な姿に見慣れない。
2人はお酒じゃなくてジュースを飲んでるみたいで楽しそうに笑ってる。
「今日は南栄と西華の仲を深めるための親睦会らしいよ」
「親睦会…」
「栞も喉乾いたでしょ?オレンジジュースどうぞ」
「あ、ありがと亜弓。やけに気が利くね」
「中身から可愛くなきゃ可愛くなれませんからね」
「そうですか…」
ちびちび飲みながら亜弓の言葉に頷く。
「哲ちゃんは誰に髪染めさせられたの?ていうか、なんで不良と関わることになったの?」
哲ちゃんは穏やかに笑って「んー」と首を傾げた。
「入学式のときに俺たち3人不良に絡まれたんだけどー、なんか気に入られちゃったみたいで、そっからオレンジに…?まあ、これはこれで気に入ってるからいいんだけどね」
「何をどうやったら絡まれて気に入られるの」
「さあ?よくわかんない」
「あいよー。ビール一杯毎度ありー」
「ウイスキーもお願いします!」
「ほいほーい」
「弥生さん、ここにいるヤツらって高校生ですよね」
「そうだねぇ。お酒飲みまくってるけど」
いや、そこにっこり笑うところじゃないですよね。
しかもあんなに派手に登場したのにみんながうるさすぎて全く気づかれてないんだけど。
あたしにはオーラがないのかもしれない…。
「あれ、栞じゃん」
誰?!気づいてくれたのは!!
あたしはくるりと振り返ってその人物を見て目を見開く。
「て、哲ちゃん」
「しーおりー」
「亜弓もいる!なんで?!」
あたしはぴょんぴょん飛び跳ねて(決してとち狂ったわけではない。泥酔して床に倒れた不良を避けているだけだぞ)優雅にふかふかソファーに座る哲ちゃんと亜弓のところに行った。
やっぱり哲ちゃんのオレンジ頭と亜弓の清楚な姿に見慣れない。
2人はお酒じゃなくてジュースを飲んでるみたいで楽しそうに笑ってる。
「今日は南栄と西華の仲を深めるための親睦会らしいよ」
「親睦会…」
「栞も喉乾いたでしょ?オレンジジュースどうぞ」
「あ、ありがと亜弓。やけに気が利くね」
「中身から可愛くなきゃ可愛くなれませんからね」
「そうですか…」
ちびちび飲みながら亜弓の言葉に頷く。
「哲ちゃんは誰に髪染めさせられたの?ていうか、なんで不良と関わることになったの?」
哲ちゃんは穏やかに笑って「んー」と首を傾げた。
「入学式のときに俺たち3人不良に絡まれたんだけどー、なんか気に入られちゃったみたいで、そっからオレンジに…?まあ、これはこれで気に入ってるからいいんだけどね」
「何をどうやったら絡まれて気に入られるの」
「さあ?よくわかんない」