すきなのに!!
おお…久しぶりの再会になんかテンション上がってきちゃったよ!!
あたしはにこにこしながら近くにいた夏樹くんの肩をバシバシ叩いた。
「ひゃっはー!えへへ」
「な、なんですか…」
夏樹くんが怯えた表情で理陽に尋ねるけど、理陽は意味深に笑うだけだ。
「夏樹、こういうときはスルーが1番だよ」
「ちょっと理陽?!何それー!!せっかくの感動の再会なのにさ」
「……」
「うわ。本当にスルーしやがった」
あと朋稀さん、小声で「さすが幼馴染、扱い慣れてる」って感心するのやめてよ。あたしはペットか。
あたしは起こるのも嫌になってきたので、ため息をついた。…が、ここで重要なことに気がついた。
…あれ。
あたし、自分の自己紹介してなくね?
「ね、ね!!ねぇーねぇー」
「揺らすなって!何ですか、変人さん」
地面に座っていた颯くんの肩を揺らすと、かなり嫌そうな顔をされた。そりゃそうだな、うん。誰だって揺らされたら嫌だね。
あたしは人差し指をピシッと立てて颯くんに顔を近づけた。
あまりに綺麗なお肌にびっくりしてまじまじと見つめていたら、颯くんがいきなりニヤリと笑ってあたしの腕を掴んだ。
そしてそのまま引き寄せられて広いお胸にダイビング。
「…うぎゃ!」
「色気ねー声だな」
耳元で颯くんの甘ったるい声が響いて思わずビクっと肩が震えた。
いいいい今のあたしの体勢かなりやばいよね。
颯くんクソ長い足と足の間に倒れこんで、とにかく大変なことになっちゃってるよ。ってあー!!自分で説明して恥ずかしくなってきたよ!
絶対今のあたし顔真っ赤だろうな~。トマト状態だろうな~。うふふ。……もうやだ、テンションおかしくなってきた。
あたしはにこにこしながら近くにいた夏樹くんの肩をバシバシ叩いた。
「ひゃっはー!えへへ」
「な、なんですか…」
夏樹くんが怯えた表情で理陽に尋ねるけど、理陽は意味深に笑うだけだ。
「夏樹、こういうときはスルーが1番だよ」
「ちょっと理陽?!何それー!!せっかくの感動の再会なのにさ」
「……」
「うわ。本当にスルーしやがった」
あと朋稀さん、小声で「さすが幼馴染、扱い慣れてる」って感心するのやめてよ。あたしはペットか。
あたしは起こるのも嫌になってきたので、ため息をついた。…が、ここで重要なことに気がついた。
…あれ。
あたし、自分の自己紹介してなくね?
「ね、ね!!ねぇーねぇー」
「揺らすなって!何ですか、変人さん」
地面に座っていた颯くんの肩を揺らすと、かなり嫌そうな顔をされた。そりゃそうだな、うん。誰だって揺らされたら嫌だね。
あたしは人差し指をピシッと立てて颯くんに顔を近づけた。
あまりに綺麗なお肌にびっくりしてまじまじと見つめていたら、颯くんがいきなりニヤリと笑ってあたしの腕を掴んだ。
そしてそのまま引き寄せられて広いお胸にダイビング。
「…うぎゃ!」
「色気ねー声だな」
耳元で颯くんの甘ったるい声が響いて思わずビクっと肩が震えた。
いいいい今のあたしの体勢かなりやばいよね。
颯くんクソ長い足と足の間に倒れこんで、とにかく大変なことになっちゃってるよ。ってあー!!自分で説明して恥ずかしくなってきたよ!
絶対今のあたし顔真っ赤だろうな~。トマト状態だろうな~。うふふ。……もうやだ、テンションおかしくなってきた。