すきなのに!!
あわあわと口元を押さえて後ずさろうとしたけど透に肩を掴まれてるから無理だった。
透はあたしを見てニコニコしてるし、やけに不機嫌な恭ちゃんと理陽はみんなに取り押さえられている。
だ、誰でもいいから助けてよ…!!
すると、いきなり肩にあった重みがなくなってあたしは誰かに腕を掴まれ引き上げられた。
そのまま後ろにいた誰かの胸にあたしの肩が当たると、その誰かは舌打ちをしてあたしの肩に顎を乗っけた。
え、…立ったままあたしの肩に楽々顎を乗せられちゃうのって……!!
「お前、女の趣味悪いんだな」
チビで超甘党の、アイツしかいない。
「栞ちゃんのどこがあかんの?こんなに可愛ええのに…」
「か…っ?!」
「バカ、間に受けてんじゃねえよ」
輝に頭を軽く小突かれたからそこを押さえていると、透がいきなり笑い出した。
あ、そういうこと?!
あたしのことす…きみたいな発言は嘘?!ドッキリだーいせーいこー☆って書いてあるプラカード持ってくるオチか!そうかそうか!!よかったー。
「本気やからな、栞ちゃん」
「ひっ!!」
またもやあたしの考えを見破った透が顔をいきなり近づけてきた。
あたしが真っ赤になると、けらけら笑い始めた透に軽く殺意が…。こ、コイツ確信犯か?!またみんなの前でぶっ飛ばしてやろうかしら。
透はあたしを見てニコニコしてるし、やけに不機嫌な恭ちゃんと理陽はみんなに取り押さえられている。
だ、誰でもいいから助けてよ…!!
すると、いきなり肩にあった重みがなくなってあたしは誰かに腕を掴まれ引き上げられた。
そのまま後ろにいた誰かの胸にあたしの肩が当たると、その誰かは舌打ちをしてあたしの肩に顎を乗っけた。
え、…立ったままあたしの肩に楽々顎を乗せられちゃうのって……!!
「お前、女の趣味悪いんだな」
チビで超甘党の、アイツしかいない。
「栞ちゃんのどこがあかんの?こんなに可愛ええのに…」
「か…っ?!」
「バカ、間に受けてんじゃねえよ」
輝に頭を軽く小突かれたからそこを押さえていると、透がいきなり笑い出した。
あ、そういうこと?!
あたしのことす…きみたいな発言は嘘?!ドッキリだーいせーいこー☆って書いてあるプラカード持ってくるオチか!そうかそうか!!よかったー。
「本気やからな、栞ちゃん」
「ひっ!!」
またもやあたしの考えを見破った透が顔をいきなり近づけてきた。
あたしが真っ赤になると、けらけら笑い始めた透に軽く殺意が…。こ、コイツ確信犯か?!またみんなの前でぶっ飛ばしてやろうかしら。