虹色な空
あたしは二人の男子のうち一人の方に釘ずけになっていた。

どことなくあの人に似ていた。

まだ高1の夏だけにあってクラスが多いから知らない人もたくさんいた。

それでもあたしは見て見ぬ振りをした。

「さっ!まな!たべよぉ。」
あたしはそういいつつもやっぱりあの男子を見てしまう。

(ありえないっ!あたしはまだあの人が好きなんだから!!)

そのままあたしはご飯をもくもくと食べつづけた。
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