虹色な空
俺は見られているのが気になって宮木を見ていた。そのとき・・・
パチ!目が合ってしまったのだ。
俺は急な出来事に顔を赤くしていた。もちろん宮木も・・・。


すずか*+side+*


ヤバっ!!
目合っちゃった。しかもあたし今絶対に顔赤いし。

「すずか!どうしたのぉ??」
顔を赤くしていたあたしにまなが話しかけてきた。
「・・・・今・・目が合っちゃった。」
本当のことを言った。
「えぇっ!すごいぢゃん!」

「すごくないよ!」
それを無視するかのようにまなは続けて言ってきた。
「すずかは青春してるねェ、うらやましいよ・・・(笑)」
あたしはその言葉に顔を赤くして
ご飯を食べ進め、「ごちそうさまでした!!」と
威勢良く言ってまなを置いて教室に行こうとした。

「ちょっ、待ってぇ。ねぇ、すずかぁ!」
まなの言葉を無視して早歩きで教室に向かった。



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