真実の愛を見つけたい『I want to find the truth of love』

…初めてのキス


俺は、その日にでも
夢穂を抱きたかったが
夢穂の気持ちを考えて
二人で家に戻り

どちらから、言ったわけではないが
夢穂の家へと帰った。

だが、夢穂がアルコールがないと
言うから、自分の家から
ワインをとって戻った。

夢穂が、簡単におつまみを作って
くれて、二人でゆっくり寛いだ。

互いに風呂に入り
一緒にベッドへ入る。

夢穂は、
今まで誰かと一緒に寝るとか
まして、男性と一緒に寝るとか
一度もなかったから
ドキドキしっぱなしで。

琉斗は、琉斗で
自分を制御するのに
大変な思いをしていた。

だが、琉斗は
「夢穂、二人とも
前は、きちんと夫婦生活を
してこなかったみたいだから
今回は、頑張って行こうな。」
と、言って
夢穂を抱き締め
夢穂の顎を上に向けて
そっとキスをした。

最初は、ゆっくり·····
   何度も啄むように

夢穂の身体に力が入ったのが
わかった。

それに、キスも慣れてないようだったから

「夢穂・・口をあけろ」
と、言うと
おそろおそろ口を開ける夢穂に
琉斗は、舌を滑り込ませ
夢穂の舌をとらえて
吸い上げた。

夢穂は、びっくりしたのか
舌を動かすが・・・
「ウウン・・‥‥‥‥」
その上に
息が、出来なくて
夢穂は、琉斗の背中を
トントンした。

琉斗は、クスッと笑い
「鼻で、息しろ。」
「はぁっ‥‥はぁっ‥‥鼻っ?」
「ああ。ほら練習。」
と、言って
何度も琉斗は、夢穂にキスをして
「夢穂。嵐に話したら
       抱くからな。」

と、言ったのを
遠い意識の中で
夢穂は聞いたような。
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