真実の愛を見つけたい『I want to find the truth of love』

…排除


お祖母ちゃまは、自分が
イタリアの財閥のモーガン家の娘だと
話してくれた。

モーガンと言えば、誰しもが
知っているぐらい有名である。

だが、お祖父様は、
モーガンを頼ることなく
自分の力だけで
結城オリエントコーポレーションを
大きくして、お祖母ちゃまを
幸せにしたかったみたい。

だから、私も両親も
お祖母ちゃまが、モーガンの娘だとは
知らなかったんだ。

今は、お祖母ちゃまのお兄さまが
モーガンを切り盛りしている
みたいだが・・

お祖母ちゃまのご両親は、
お祖母ちゃまを溺愛していて
お祖母ちゃまが、困ったときは、
モーガンの全力を使い助けなさいと
お兄さま方がに言い残したようだ。

その大おじ様が、動く?
いや、もう終わってるのでは?

大おじ様は、
「今の結城オリエントコーポレーションは、
対した会社ではない。
だが、私の妹や私のてっそんに
したことは、許されない。

モーガンの力を使わずとも
良かったが、名を出した方が良かろうと
言ってくれた。」
と、お祖母ちゃまは、
話してくれた。

それから、琉斗さんに
「私どものいざこざに
巻き込んでしまい
申し訳ありません。
私と主人のせいで
娘や、孫まで
傷つけてしまいました。

私は、夢穂には、弥生の分まで
幸せになって欲しい。
夢穂には、いつも笑っていて
欲しいのです。
どうぞ、夢穂を宜しくお願い致します。」
と、言った。

琉斗さんは、
「私は、財閥には関係のない
人間ですが、宜しいですか?」
と、言い。
「私は、人を信じたり、愛したり
することはなく、生きてきました。
ですが、夢穂さんと出合い
彼女の容姿もさることながら
立ちふるまい、誰にでも丁寧な
応対、優しい心使いに魅了されました。
少し、天然なところもあり
表情が、ころころ変わる
それも、また、愛しいと
思っています。

息子も彼女がいない生活は
考えられないようになっています。

こんな、私ですが、
夢穂となら幸せになれる
と思っています。
こちらこそ宜しくお願いします。」
と、言った。

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