真実の愛を見つけたい『I want to find the truth of love』

…申し訳ありません

彼女も、父親に無理矢理
結婚を言われて、嫌々だったと思う。

俺は、なおを失い
ぽっかり穴があいた状態を過ごしていた。

そんな時、マンションの隣に
引っ越してきた家族がいた。

まあ、都会で隣近所と
付き合うことは、なかったが‥‥

そんな時、子供をつれた
隣の女性とばったりあった。

‥‥‥‥‥‥なおっ‥‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥‥洸っ‥‥‥‥‥‥

なんの、イタズラなんだろうか

それから、俺たちは隠れて会い
今までを埋めるように
逢瀬を繰り返した。

もう、離れたくない
と、お互いに思い始めた。

なおの経緯も聞いた。

なおは、俺の姉に復讐の意味で
金持ちと結婚したくて
今の旦那さんを騙して
嵐君を産んだ。
と、自分のやった事の
バカさかげんを嘆いていた。

そんな俺たちを世間が許す訳もなく。

俺は、姉から逃げられないと思い、
二人で何度も、何度も話し合って
此の世から去ることを決めた。


何度も抱き合い
なおといつまでも一緒に
入れるように
手を繋ぎ、その上からロープで
結びつけて、薬を飲み
二人とも眠りについた。


結城　夢穂　様
本当に申し訳ありません。

吾妻　琉斗　様
本当に申し訳ありません。

と、何度も心の中で言いながら。

嵐は、連れて行くことは
出来なかった。