もうさ、つき合っちゃえばいいと思うんだよ!

「あ、結衣ちゃん!いたいた~
 少し探しちゃったぁ」

向こうから走ってきたのはショートカットが似合う直樹の彼女、凛ちゃん。

「あーっ、凛、水着似合う~。」

「えへへ、あんがとーっ」



「あー、凛、こんなとこにいたの!?
 さがしたのにー。」

はぁはぁと
息を上げながら走ってきたのは直樹。

そうだ、そういえばこいつときてたんだっけ。


「なんだよその、
『そういえばいたな、こいつ、』
 みたいな顔!
 傷つくわっ!」


「ラブラブな
 直樹さんは黙ってくださいー」
 
「あ?蒼太も付き合えばいいやん。」

なんで、関西弁w

「ってか、簡単に言うけど
 無理なの、出来ないの、恥ずかしいの」

「乙女かっ、そんな男はモテないよ~?」

そんなのやだ。やだよぉー
 
「だったら、告れ。
 お主そうでないと結衣ちゃんを誰かにと られてしまうぞ?」

「やだやだ~」
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