メガネの彼は二重人格
「昨日は、泣かせてゴメン。」


「えっ、そんな…。」


「そういえば話って何?」



「そのことなの…!昨日泣いたのは、ちょっと圭介君の大声にビックリしちゃっただけなの。だから…気にしないでね!」





「そっか!よかった!」



恵里は一気に顔が赤くなった。




「あっわっ私もう帰るね!!!」


勢いよく立って、帰ろうとする恵里の手を、俺は掴んで引き止めた。







< 60 / 120 >

この作品をシェア

pagetop