メガネの彼は二重人格
そこには、武内が立っていた。





「おい…。なにやってんだぁ!!?」



怒鳴りながら近づいてきた。



僕はあいつがビックリして、動きが止まっていることに気づき、机の上のメガネを取った。




ちょっ!やめ…

「いっ…」



「「い…?」」

恵里さんと武内の声が重なった。





「いててててて…」




僕はお腹をおさえて床に膝をついた。



もちろん、お腹痛いのは嘘です…。










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