メガネの彼は二重人格
「そっ…そっかだからさっき行くなって!武内、圭介君保健室に連れて行くの手伝って!」





「おっおう…」


武内は明らか頭にハテナを浮かべていた。




保健室には先生がいなくて、恵里さんが呼びに行こうとしたけど、直ぐ治るからと言って引き止めた。





「もう大丈夫だから帰ろうか…。」



「うん!」



そう言って僕と恵里さんと武内は、靴をはきかえ駅まで歩いた。




「恵里!家まで送るよ!」



「ぼっ僕…」

も送ります…!


と言おうとしたら、殺気というか、武内から鋭い視線を感じた。









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