はにーだーりん
「あ、ごめんなさい」
まさかの寸止めに一瞬怯んでしまった少年は、さらに泣きそうになる。
「うう・・・
僕…と……
僕と!
付き合ってください!!」
少女はそれを聞き、頷くよりも先に唇の端をつり上げニヤリと笑った。
「…佐原さん?」
おずおずと顔を覗き込む。
「いいわよ。」
容姿端麗、才色兼備、学校のマドンナと呼ばれる少女ーー佐原葉月は、
ずっと付け狙っていた女の子のように麗しい少年ーー香山倫太郎のハートを
計画通りばっちり射止めた。
まさかの寸止めに一瞬怯んでしまった少年は、さらに泣きそうになる。
「うう・・・
僕…と……
僕と!
付き合ってください!!」
少女はそれを聞き、頷くよりも先に唇の端をつり上げニヤリと笑った。
「…佐原さん?」
おずおずと顔を覗き込む。
「いいわよ。」
容姿端麗、才色兼備、学校のマドンナと呼ばれる少女ーー佐原葉月は、
ずっと付け狙っていた女の子のように麗しい少年ーー香山倫太郎のハートを
計画通りばっちり射止めた。