はにーだーりん
彼女の作ったシチューを食べ、

一緒にTVを見て笑い、

お風呂に入った。




「どーしたらいいのかなー・・・」

倫太郎は風呂場でもんもんと考えをめぐらせていた。

なぜ彼女がお泊りに誘ったのか。

そしてこの長い長い夜のこと・・・



「わーーッ!そんなの僕らにはまだ早い!!」




熱いお湯を一気に浴び、悶々としたまま風呂を上がると、


葉月の用意した服があり、自分が脱いだ服は見当たらなかった。





「こ、これって・・・」




リボンとレースをふんだんに取り入れた、真っ白なロリータ系の洋服。




ど、どうしようどうしよう。

葉月ちゃんの考えてることがさっぱり分からない。


着ろってこと・・・だよね。



そして彼が風呂に入って1時間後、やっとリビングにやってきた。
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