願 叶



私は楓ちゃんに連れられ、天神さんがいる部屋に案内された。


ドアの前までくると楓ちゃんは「どうぞー。」と言って、私だけを部屋にいれた。


パタン・・・


ドアが閉まり、部屋には私と天神さ・・・あれ?



部屋には誰もいなかった。




つーか、ここ部屋?

高く大きな本棚ばかりがあり、本の数、部屋の広さは、まるで図書館だった。


< 102 / 355 >

この作品をシェア

pagetop