願 叶



「はい。」


抱きしめていた三毛猫を私は楓ちゃんに差し出した。


すると、楓ちゃんは三毛猫を抱きかかえズルズルと引きずりながら三毛猫とどこかへ行ってしまった。


「楓ちゃんは雪君スキだなぁー。」



さてさて、私は自分の部屋へもどりたいのだが・・・楓ちゃんに案内されたので、ココがどこかわからない。


家で迷うとか最悪なんですけど・・・。


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