願 叶



私は雪君に連れられ職員室へと向かう。


学校の廊下は誰もいなくて静かだった。



「もう、SHRはじまってるから。」


雪君はそう優しく答えてくれる。


職員室のドアの前にはいかにも体育教師といっている白のタンクに下はジャージ。体ムキムキで肌が黒くあつくるしそうな先生が立っていた。



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