願 叶



都合よく・・・?


いや、これは天神さんがやったんだ。と確信している。


何故なら・・・あの人は普通の人間じゃないでしょ?
絶対、そうだ。



すると、雪君がスッと後ろを向いて私を見た。


「鞄はあとでわたすね。」



そう言ってまた正面を向いた。



行く時に渡してよ。



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