願 叶

関西弁王子様の秘密




「疲れたぁー。」

1日目の学校終了。



「お疲れー!」


そう笑って私の右隣で言う雪君。


と、左隣で黙って本を読み歩く雅君の2人の間にはさまれ下校する私。



休み時間、昼休み、私に話しかけてくる生徒は誰一人としていなかった・・・。


それが少しショックでならなかった。


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