願 叶
「李織さんから帰りに、買い物頼まれてるんだ。」
そう言って雪君は私と雅君をひきつれ商店街へとやってきた。
ココは不良も多いし気よつけてね。と雪君にいわれたが、もうココで絡まれたことがあるんですけど・・・。
「じゃあ、買ってくるし。待ってて。」
雪君がそういって店の中へと入っていって、私と雅君はとりあえず近くのベンチに座ることにした。
雅君は本を読んでいるし、話かけたくても話題がないので話せない状況で、私は困っていた。