願 叶



「えっ!?そうなん。なら、千春ちゃんオレの彼女にならへん?」


「ふぇ!?」


急な告白に変な声が出てしまう。


「はぁ!?」

そして、私と声が重なるように雪君も反応した。




「ははっ冗談や、冗談。オレ、夜野 螢(ヤノ ケイ)よろしゅーに。螢って呼んでくれてええで~。」


「あ、うん。よろしく。螢君。」

螢君はすごい笑顔で私を見て手を出してきたので私も手をだして軽い握手をした。


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