願 叶



お風呂を入る事すら忘れていた自分が不潔すぎて落ち込んでいた

「一緒に入ろうか楓ちゃん…。」

が、

しぶしぶ私は楓ちゃんの手をひき、お風呂へ向かった。



しかし、楓ちゃんの手をひっぱっても楓ちゃんがびくともしなかった。



「楓ちゃん?」



「嫌。」

上目使いにさらに、ウルウル目な楓ちゃんがそう言う。



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