願 叶



うーっ。どうしよう…

話すしか…

「じっ…実は…へぶっ!!」

女子3人に一緒に住んでいる事を話そうとした瞬間、私の頭にバスケットボールが直撃した。



あまりの痛さにしゃがみこむ私。
直撃したバスケットボールはコロコロと転がりそれを誰かが拾った。


「おっと、手が滑った。」


目の前にいたのは、平然として私を見下す雅君。



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