願 叶



そして、クラスの生徒逹は私へと目をやる。

「……。」


何で私!?

というか、この子が悪いんじゃない?変な嘘ついて!!


その子に助けを求めようとしたが、その子は勝ち誇ったかの様な顔をして満足そうにしていた。


ようするに抱きつかれたまま無視されているのだ。



そしてクラス全員、沈黙のまま体育の授業は終了した。


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