願 叶



屋上は普段閉まっているらしい…。

しかし、鍵は雅君が持っていた。


きっと、先生の弱みとか握ってるんだろうな…絶対。

屋上にあるベンチに私達は座った。


私の前に雪君。雪君の隣が螢君、雅君。

で、私にベッタリくっついているのが隣にいる唯ちゃん。

「唯、千春ちゃん困っとるで?」

螢君が言ってくれるが、説得力は0だよ。

私にベタベタしてたのは螢君も一緒でしょ!!!



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