願 叶



目を開くと、保健室。…多分。

いつのまに私はワープが出来るようになったのであろうか…。


ふと横を見ると椅子に座りながらも、ぐっすりと寝ている螢君がいた。

窓から夕日の光がさしこみ余計に綺麗に見えていたりする。


「黙ってれば、カッコイイんだけどなぁ…。」

ふいにそっと螢君の髪を触る。



< 206 / 355 >

この作品をシェア

pagetop