願 叶



私はベッドの上に寝転んだ。



すぐ、そばにある窓を見ると外はもう真っ暗だった。





私には今、先輩の事で頭がいっぱいだった。


もう一度・・・会えるんだ。





そういえば、さっきのパーカー少年・・・じゃなかった、えっと・・・三宅 雪(ミヤケ ユキ)君だっけ?


優しい子だなぁー。


中学生じゃなくて私と同い年だったし。



私は1人、クスリと笑った。



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