願 叶



「大丈夫ですか!?」

私がそっと李織さんに触れると体がビクッとし、震えだした。

まるで、小動物が怯えているような感じで可愛く思えてしまった。



「あああっ…やっ、やっぱり私にはむっ、むむ無理ですすすす、すすす。」


買い物ぐらいで怯えすぎじゃないですか?李織さん。



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