願 叶



そのまま私は何も言えず固まっていた。


そんな様子を見て螢君はクスッと笑う。


「俺はホンマに千春ちゃんの事好きやで。」


そう言って部屋を出ていった。


「………嘘つき。」

あんな女たらしみたいな人の言葉なんて信じるものかっ!!!


しかし…螢君のイケメン顔には勝てません。
何だかんだでカッコイイ人だから…



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