願 叶



「あっ、そや。」

そう行ってドアを覗きかえしてきた螢君にビクッとした。

そして螢君が私に近づいてある物を渡した。


綺麗なピンクの封筒の中には

「……遊園地のペアチケット?」


「今度の日曜2人そこ行こうや。」

そう言ってまた笑う螢君。


何の言葉もでない自分がくやしい…



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