願 叶


「李織さんっ!!!」

私は勢いよく李織さんに抱きついた。


「どっ、どうしたんですか!?」

李織さんはかなり動揺した様子であったが、私はそれを無視して話を続ける

「あの、これっ!!!」

ピンクの包装に包まれた中身は、私好みの服が入っていた。


「気に入って頂けましたか?今日のお礼です。」

李織さんはニッと笑った。


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