願 叶

乙女の悩み

｢うぅ…っ……ひっく…。｣

私は１人、公園のベンチで泣いていた。


本当は学校に行って、唯一相談出来そうな、唯ちゃんに話そうと思ったけど早朝すぎて学校が開いていたかった。


何なの…螢君も雅君も雪君も……


皆、皆……私にｷｽなんかしてぇ


｢男なんてｹﾀﾞﾓﾉだぁﾊﾞｶﾔﾛｫｰ｣


静かな公園で私は大きな独り言。