願 叶



私は李織さんに連れられ長い廊下を歩く。


お腹空かないんだけどなー私。

こうゆう所は幽霊は便利だ。とお気楽にも私は思った。



ぐ~っ。



「・・・。」

あれ?
今、私のお腹・・・鳴ったんですけど?

しかも李織の前で大きな音!


私は一気に顔が真っ赤になる。




なんで!?前は、全然お腹なんて鳴らなかったのに。


「はははっ。お腹へってるみたいですね。」


李織さん、メッチャ笑ってるしー!!!


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