願 叶



とりあえず一番近い席に座った。


「おはよ。」

楓ちゃんが私に声をかけてきたが、口の中にはやはり、食べ物がたくさんつまっていた。

お腹すいてるんだね・・・。



「お昼だけどね…おはよ、楓ちゃん。」


「まるまる3日もよく寝てられるよなー。俺でも、そんなに寝れないよ。」


そう話しかけてきたのは楓ちゃんの隣に座っていたパーカー・・・じゃなくて、雪君であった。



「自分でも驚いてる・・・。」


そう、あの藍色の髪の男の子に会ったら急に眠気がおそってきたんだよね・・・。



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